眼科医療、眼科医の将来を考えるスタディグループ[ CAOS21の会 ]

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活動記録について

【第29回】CAOS21の会/手術・施設見学コースのご案内

第29回(平成31年)CAOS21の会 手術見学コースの開催を決定しましたので、ご案内致します。
日程:平成31年3月1日(金)、2日(土)
訪問先:岡山市 高畠西眼科と、姫路市ツカザキ病院です。今回のテーマは多焦点眼内レンズを多数施行されている高畠西眼科での手術見学と、ツカザキ病院の施設見学と眼科主任部長田淵先生に眼科経営学についてご講演を戴きます。
第1日目は、一般財団法人 操志会 高畠西眼科 院長 高畠 隆先生を訪問致します。
昭和10年の初代が「高畠眼科医院」開設以来、平成24年11月、三代目となる高畠 隆先生が新たに分院として「高畠西眼科」を開院。わずか6年で平成30年度の全手術件数が5,907件で、白内障手術が3,647件、何とそのうち1,975件(54.2%)が多焦点眼内レンズを挿入されております。多焦点眼内レンズ(厚生労働省承認)の国内最多症例数が認められ、販売元であるエイエムオー・ジャパン株式会社より認定を受け、(2017年度)まさに多焦点IOL挿入のスーパーボリュームサージャンです。白内障手術の他にも硝子体手術 ・近視手術としてReLEx smile スマイル、レーシック 、ICLなどなど多岐にわたって幅広く手術をされています。世間では多焦点眼内レンズの普及がままならず、保険収載はもとより先進医療からも外される可能性があり危機感を募らせる中、どのように集客し患者に満足度の高い医療を提供されていらっしゃるか是非とも我々も学びたいところです。

第2日目は、姫路市の社会医療法人 三栄会 ツカザキ病院 を訪問致します。
眼科主任部長の田淵 仁志 先生は、平成16年に眼科をオープンしてから15年が経ち、当初外来患者が8名からスタートし、平成29年度では、眼科常勤医23名、ORT 43名が在籍し、全手術件数7725件、うち白内障手術5,172件、総収入28億円を売上げる超一流病院の眼科を築き上げられました。
田淵先生は眼科臨床医として多焦点IOLの研究に従事し、近見視力を重視して眼鏡使用率を下げることや、コンピューティング分野では人工知能(AI)の研究に加わり、様々な研究開発を眼科診療に取り入れ、普及を目指しております。マネージメント分野では経営学修士(EMBA)の資格を取られ眼科経営を実践され大飛躍を遂げられている日本では珍しい天賦の才能をお持ちの優れた先生です。 最近では第41回日本眼科手術学会ランチョンセミナーで「ディープラーニング対眼科医」と題して3人の先生とオプトス画像診断のエキシビジョンマッチを行って、診断の速さ、正答率でAIの凄さをまざまざと見せつけ話題を呼びました。今回は眼科経営学の見地からご講演とアクティブラーニングを実施して戴くことにしました。

主催:CAOS21の会 代表 杉浦 毅
企画:株式会社ジャメックス  細川 保

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